怒りを爆発させない
自分の“怒り”に対して、注意しなくてはならないのは、怒りを爆発させないことです。
怒りに自分を見失った言動や、怒りにまかせた判断・決断は、大きな損失を生んでしまうことがあります。後悔して苦しんでしまうこともあるでしょう。
世の中には、いつも怒りに身をまかせてしまうためにうまく生きられない人がいます。
ふだんはおとなしい人/まじめな人が、怒りを爆発させて人生を台無しにしてしまうこともあります。
誰にも、将来、そういう可能性がないとは言いきれないのではないでしょうか。
「腹が立ったら、十まで数えろ」と言われます。
怒りを言動に移す前に、深呼吸しながら“十”数えるのは、一つのいい工夫だと思います。
怒りを爆発させない工夫としては、「その場から離れる」なども有効だと思います。
「落ちついて考えよう」「どうするか、今決めるのはよそう」「あとで考えよう」などと考えるのもいいと思います。
もっとも、怒りを爆発させない工夫をしようとその場で思える人は、そう簡単には爆発しないとは思いますが・・・。
最近のニュースをみていて、あまりにも想像力のない人の犯罪が目につきます。こんなことをしたら、どうなるか、その後の自分の人生がどう変わるかなど、少しでも考えていれば・・・。
怒りや嫉妬などの感情や、お金などへの欲に目がくらむと、何も見えなくなってしまうのでしょうか。
幸せに暮らしたいと思うなら、自分(の人生)を大切にすることを忘れてはなりません。
それさえ忘れなければ、怒りを爆発させて自ら不幸になることはしないですむ、と思うのですが・・・。
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