読書日記

  コツをつかむ

 『人生談義』(松下幸之助)より、
 “コツをつかむ”ということが、単に経営に限らず、お互いの日々の生活の中で取り組むあらゆることにも、きわめて大切だと思うからです。
 仕事はもちろん、勉強でもスポーツでも趣味でも、およそものごとには、それをうまくすすめる勘所というかコツがあってそれをつかむかどうかによって、結果に大きな違いが生じてくる。
 何かを習得しようとする場合、コツをつかむことで急速に進歩できることがあります。
 たいていのことには、そういうコツのようなものがあるのではないでしょうか。
 生活の中でする一つ一つの行為にもコツがあるのでしょう。たとえば、うまくやるコツ、早くやるコツ、楽しむコツ、・・・。

 コツを見つけるためには、本やネットなどでいいやり方を調べたり、うまくできる人に聞いてみたりできるといいでしょう。
 そして、試してみる。うまくいかなかったら、自分なりに工夫してみる。その繰り返しの中から、うまくできるコツを見つけられるといいのでしょう。
 たとえば、生活を楽しむ工夫もいろいろできると思います。

 幸せになるコツはいろいろあると思いますが、その一つは「素直な心」だと思います。たとえば、素直に喜ぶ幸せを素直に感じる幸せを素直に表現する今の自分を素直に認める素直に人にやさしくする素直な心で進歩する自分の心に素直に従う素直に生きる、・・・。

 何事も工夫を続けることで、一つ一つコツを見つけていけたらいいのではないでしょうか。



   

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