読書日記

  自分の心に素直に従う

 PHP5月号の特集は『心おだやかに生きる』。
 加藤登紀子さん(シンガーソングライター)は、
 生きるとは本来、おだやかならざるもの。そう悟ったなら、「どうしてこんなに心が波立つの?」と悩む度合いも減ると思います。

 それでもまだ苦しいならば、いっそハッキリと生きてみることです。
 泣きたい時は泣き、困った時は困ったと言う。
 自分の心に素直に従うことが、結果的にはおだやかに生きることへつながるかもしれません。
 完全に心おだやかに生きることはできないのでしょう。
 どうしてこんな気もちになってしまうのだろう?、こんな(弱い自分)じゃいけない、などと悩んでしまうと、余計に自分を苦しめてしまいがちです。

 そんな時には、まず自分の心を受け入れることが大切だと思います。
 「今こういう気もちになるのもしかたがない」と自分の感情を受け入れ、「今こんなふうに(否定的に)考えてしまうのも無理はない」と自分の考えを受け入れることができれば、少しは心が落ちつくでしょう。

 本当につらい時には、「泣きたければ泣いてもいい」「今は(困って)何もできなくてもいい」と自分の行動を受け入れることが、自分を助けることになるのだと思います。
 「泣いちゃいけない」「ちゃんとしないといけない」などと考えるのは、自分で自分をいじめているようなものです。

ハオハオ いいんだよ

 すごくつらい時には、今の自分を受け入れるようにすることが自分を大切にする第一歩だと思います。
 心が落ちついてから、今後のことを考えていけばいいのではないでしょうか。



   

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