読書日記

  マイナスの部分を認める

 『「打たれ強さ」の秘密』(岡本正善)より、
 マイナスの部分を認めることが大事。「今の自分はこうなんだ」とハッキリ認めることで、「こうなりたいんだ」という目標に向けてスタートに立つことができるのです。

 認めることが自信につながる。自信というのは、自分を信じること。つまり、うまくいっている部分もうまくいっていない部分も、そのまま認めることです。

 どんな状況でも、今の自分を出して大丈夫。そうやって自分を認めれば、取り繕わなくていい。取り繕う必要がなければ、平然としていることができるのです。
 誰にでも欠点や弱点や苦手などのマイナスな部分はあります。
 それを「信じられない」「許せない」「ダメだ」などと否定的に考えていても、イヤな気もちになるだけです。
 まずは、自分のマイナスの部分(問題)を受け入れ、認めることが大事なのでしょう。
 でも、自分にはプラスの部分もあるはずです。「××もあるけど、○○もある」と考えられるといいのではないでしょうか。

 自分のマイナスの部分を認めた上で、自分がどうなりたいかを考え、それを目指して努力すればいいのです。今の自分を認めることで、そこからスタートできるのだと思います。
 マイナスの部分を補っていこうとするのなら、「今は××だけど、いつかは○○」と考えられるでしょう。
 そのマイナスな部分はそのままで、他の(プラスの)部分を大切にしたいと思うのなら、「ここは××だけど、自分には○○がある」と考えられるでしょう。

 今の自分を認めれば、マイナスの部分を今すぐになくそうなど無理をしなくていいのです。「うまくやらなくちゃいけない」「よく見せたい」などと力まなければ、それなりに平然としていられるのではないでしょうか。



   

次の日の日記

「打たれ強さ」の秘密』岡本正善

ホームページ