読書日記
悪習を良い習慣と入れ替える
『すぐに役立つとっておきの考え方』(ジェリー・ミンチントン)より、
悪習は私たちの自尊心に悪影響を及ぼす。悪習に主導権を握られると、健全な自尊心に必要な自制心が失われる。こんなことで、自分の人生をコントロールしているという実感が得られるだろうか。
私たちは悪習にコントロールされると、自分がそれを断ち切れないでいることに罪悪感や無力感を抱きやすい。
悪習を排除したいなら、それを良い習慣と入れ替えればいいのだ。
習慣は、生活の一部となり、日々繰り返され、それだけ時を重ねるものであり、とても重大なものです。
仕事や勉強の習慣、余暇の過ごし方の習慣、食習慣、運動の習慣、睡眠の習慣、考え方の習慣、行動の習慣、・・・いろんな習慣があります。
悪い習慣は、自分の生活と人生に大きな悪影響を与え、自尊心を低めることにもなるのでしょう。良い習慣は、その反対ということです。
習慣になっているということは無意識にやっているのでしょう。ですから、その良し悪しについて考えることもふつうはないのだと思います。
今の自分の生活の中でしていることを見直して、自分の習慣となっているものを見つける。
その習慣は、自分にとって良いものか悪いものかを考え直してみる。
時間がある時に、このようなことをしてみるのもいいのではないでしょうか。
気づいた悪い習慣は改めることと、良い習慣を身につけることができるといいのでしょう。
実際には、悪い習慣は良い習慣に入れ替え、また一つ一つ良い習慣を身につけていくことが大事なのではないでしょうか。
良い習慣としておすすめするのは、朝の幸福習慣、意図的気分転換の習慣、努力の習慣、人を愛する習慣、紙に書いて考える習慣、幸せになる考え方を心がける習慣、自分を育てる習慣などです。
また、習慣として好きな時間や心静かな時間をもつことも大事だと思います。
一つ一つ幸せになるための習慣をつくっていくことができたらいいのではないでしょうか。
そういう意味では、いちばん大切な習慣は良い習慣を身につける習慣なのかもしれません。