読書日記
自尊心は他尊心につながる
『すぐに役立つとっておきの考え方』(ジェリー・ミンチントン)より、
自分についてより多くのことを学ぶにつれて、他人に対する理解も深まる。
他人への思いやりの基礎となるのは自分への思いやりだから、親切心と共感と敬意を持って他人に接するようになる。
そうなると、当然、周りの人たちに有益な変化が生じる。
私たちは自分に対してより肯定的になるにつれて、懐が深くて包容力のある行動をとるようになる。
それが他人にも肯定的な変化を起こさせる誘因になるのだ。
自分について学ぶことは、人間について知ること。ということは、他人に対する理解が深まることにもなるのでしょう。
自分はこういうことでこういう気もちになる、こういうことで悩むということをよく理解していれば、他人も同じようにいろんな気もちになり、いろいろ悩むことに気づけるのではないでしょうか。
自分に思いやりをもてない人は、他人に思いやりをもつことも難しいでしょう。
自分を好きになることができない人は、他人を心から好きになることはできないのではないでしょうか。
自分を大切にできない人は、他人を大切にすることもできないでしょう。
まず自分から
始めてみてはいかがでしょうか
「自分はこれでいい」と自分に対して肯定的に思える人は、他人に寛大でやさしくなることも可能でしょう。
自分を否定的に考える人や不幸な人は、他人にやさしくなることは難しいのではないでしょうか。
自分を尊重し、他人を尊重できるようになれば、相手との関係がいいほうに変わるでしょう。相手も自分を尊重してくれるようになるのではないでしょうか。
自分に対する考え方は他人に対する考え方につながり、結局、自分に返ってくるのだと思います。