しあわせ日記

1月1日(火)ハオハオから始めよう

あけましておめでとうございます

 今年もよろしくお願いいたします。

 例年通り、午前中はお雑煮を食べてゴロゴロして、昼に家を出る。
 いい天気。陽射しがまぶしいくらいで、けっこうあったかい。歩き出すと自然に幸せな気分になってくる。
 何か“のどかな感じ”です。街に人が少ないからでしょうか。目立つのは家族連れで幸せな雰囲気です。やはりふだんの通勤通学風景とは違う感じがします。

 きょうの読売新聞朝刊に、巨人の原新監督に父親の貢氏が言った言葉が載っていました。
「いいかタツノリ。監督になっていろいろ考えることがあるだろう。だが、まくらに頭を乗せていろいろ考えることは、絶対するな。寝ながら考えて良い結論が出ることは、まずない。寝る時は寝ろ。どうしても考え事をしたいときは、電気をつけてイスに座って考えろ。そしたらな、いい案が浮かぶぞ。寝ながら考えてもマイナス、マイナスのことばっかり考えて……。それだけお前に言っとく」
 大賛成です。私も「幸せな気分で眠りにつく」ことを心がけています。起き出して紙に書いて考えるのがもっと良さそうです。今後試してみようと思います。

 今年やることの1つは、次の本を書くことです。タイトルは『ハオハオから始めよう』。
 ということで、「ハオハオから始めよう」というページを開設しました。まずは、「ハオハオ」とは何か? を書き直してみます。これを本のプロローグにしようかと思っています。
 それから、日記の年変わりの作業をし、「トキオ通信 幸せ雑記」のメニューを一部変更しました。

 きょうは「ハオハオ(めでたい、めでたい)」という感じで、2002年のスタートです。
 去年がよくなくてもハオハオ(もちろんよかった人は好!好!)です。今年はハオハオから始めましょう。
 現状が芳しくないという人もハオハオです。きょうからハオハオで始めましょう。
 自分に自信がない人もハオハオです。あるがままの自分から始めましょう。
 今年は去年より幸せに暮らしましょう。少しずつ幸せに暮らせるようになりましょう。
 いっしょに、ハオハオから始めましょう。
                             本多時生



1月2日(水)どうしたい?
 今年最初のHPの更新を終えて、朝6時に散歩に出る。まだ暗い。
 町田の駅前で驚いた。東急デパートの降りたシャッターの前に15人ぐらいの人が並んでいた。・・・たぶん福袋を買うためです。・・・お正月の楽しみの1つなんでしょう。家族のために寒い中朝早くから頑張ってるのかもしれません。
 以前の私だったら、「福袋なんて」「寒いのに朝早くから」「行列してまで」・・・「信じられない」と思ったでしょう。今は「こういう人がいるのもハオハオ」「好!好!な(理由がある)のかもしれない」のように考えるようになりました。

 最後に近所の神社へ初詣。と言っても私がよく行く散歩コースで、おとといもここで日の出を見ていたのですが。
 7時前に戻る頃にはすっかり明るくなっていました。「スラムダンク」のアニメを見ながら、新聞社のWebサイトをさっと見てからこの日記を書いています。

 きょうは基本的なことを考えてみました。まず、
 このHPは何のためにあるのか?
「このHPを訪れてくださる方の(幸せになる)役に立てたらいいな」
 このことを忘れてはいけないな、と改めて思いました。
 と言っても、来訪される方にはいろんな人がいます。また、その人が今どういう状態かということも大きいと思います。

 何か不幸な出来事があってすごく悲しんでいる時など、強い感情が残っている人には「そうですか。つらいでしょうね」などと言うことしかできないでしょう。
 何かのきっかけや原因で落ち込んでいる人には、「大丈夫だよ」など。
 心が弱って動けなくなっている人には、「きっといつか心が動けるようになる時がくるよ」などと言うくらいでしょうか。
 大きな悩みを抱えて苦しんでいる人には、問題に対処するための何かヒント。
 動き出そうという気もちはあるがどうしたらいいかわからないという人には、それを探したり考えたりするヒントになればと思います。
 夢や目標や幸せに向かっている人には、「頑張れ」と声援を。
 生きる目的や幸せへの道を探している人には、何か提案をできたらいいなと思います。

 このようなことをこのHPの中で実現できないものか、心の散歩の中に入れられたらいいんじゃないか、などと今考えています。
 ところで、今年はどんな年にしたいですか?(一時的に、心の散歩に追加)



1月3日(木)テーマは「愛」
 今年のテーマは「愛」にしようと思います。ちなみに去年のテーマは「自分を育てる」で、おととしは「」でした。
 いつも書いていることですが、自分が幸せになるための「愛」のキーポイントは、人を幸せにすることを自分の幸せと感じられるかどうかです。
 世間体を気にしてやカッコつけなどでイヤイヤやっても、幸せは感じられないし、疲れるだけです。そういうのは続かないと思います。
 などと書き出したら、いろいろ書きたいこともありそうなので新しいページをつくることにします。「愛について」というエッセイを書いてみようと思います。毎日というわけにはいかないでしょうが、週に数回は書けたらと思います。

 どうしたら人を幸せにできるのか?
 これ(愛)が私の一生のテーマではないかとも思います。それが私の大きな幸せにつながるはずだとも考えます。て言うか、人の幸せを考えられる今の自分の幸せが大切なのだと思います。
 と言っても、自分の力を超えたことはできません。力を抜いてマイペースで日々努力していくしかありません。ただ、「人の幸せ」を考えることは忘れないようにしたいと思います。

 HPのカウンターが15万を越えました。
 好!好!(よかった。うれしい。)ですね。
 これもひとえに読者の皆様のおかげです。
 ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。



1月4日(金)子供のためには
 夜、正月恒例のお楽しみ、「はじめてのおつかい」(日本テレビ系)を見ました。
 今回も、ほほえましく、楽しく、せつなく、涙ポロポロ、・・・感動しました。
 子供にやさしくすることときびしくすること。やっぱり難しいですね。

 子供に何を与えられたらいいか、何を伝えたいか、何を得てほしいか、・・・。
 子供が「自信」を持ってくれたらいいかな、と思いました。ではどうしたら子供が自信を持てるでしょうか? 目標達成やチャレンジの経験をさせることでしょうか。そういうことを許し、支え、見守り、うまくできたら好!好!とほめ、うまくできなくても「いいんだよ(ハオハオ)、よくやった(好!好!)」そして「いい経験(好好)」と考えられるようにフォローする。こんな感じでしょうか。
 本人の将来の幸せを考えたら、「心の成長」の手助けができたらよさそうです。そのためには? 何かを教えるというよりも、子供とよく対話することではないかと思ったりします。その前に親の心がある程度成長していないといけなそうですが。

 このHPでけっこう反響が多いのが「インナーチャイルドへのメッセージ」です。「涙がでました」というようなメールを時折いただくことがあります。「インナーチャイルドへのメッセージ」は「子どもに伝えたいこと」を元に作成しました。テーマは「自分を大切にする」です。
 自分を大切にすることが幸せになるための入り口ではないかと思います。
 苦しんでいる自分をそのままにしておくのは自分を大切にしていません。弱い自分のままにしておくのも自分を大切にしていません。やりたいことを何もやらないのも自分を大切にしていません。幸せになろうと努力しないのも自分を大切にしていません。
 「インナーチャイルドへのメッセージ」をもっと充実させたいと思い、いろいろ考えてみましたが、そう簡単にはできそうもありません。もっとしっかり考えないといけないようです。

 ところで、あなたは自分を大切にしていますか?



1月5日(土)人生相談を読む
 「私は自分の心を育てるための方法の1つとして新聞の人生相談欄を読みます」と2・3日前にも書きましたが、きょうの読売新聞朝刊の人生相談欄「人生案内」は「誤解した兄嫁と仲直りのため話し合いたいが…」でした。私や母が嫌がらせをするからと兄嫁(家族)が実家に寄りつかなくなった、ということです。

 私は人生相談を読む時にはまず「ハオハオ」を使って、それぞれの言い分・したこと・現状の成り行きなどを受け入れようと心がけます。それぞれにもっともである、そういうことはあるということです。誰かを悪者とは考えないようにします。
 さて次は、相談者のために考えます。(他の人の立場に立てば違う考え方になるでしょう)
 身に覚えがないのに嫌がらせをしたと言われたと思うと、「どうして?」「私はそんなことしてない」など、いたたまれない思いになるのもしかたがないことだと思います。

 まずは現状を受け入れることです。
 誤解はあるもの。嫁と姑(夫の家族)の関係は難しいもの。うまくいかないことも多い。夫の実家に行きたくないという嫁は多いはず。そのことに関して、それぞれに自分の意見があっていい。

 次に、いろんな可能性を考えてみる。
 もしかしたら、兄嫁は気疲れするから実家に行きたくないので、その理由を聞かれて思いついたのが「嫌がらせ」だったのではないでしょうか。それも本人は無意識なんじゃないでしょうか。
 もしかしたら、兄嫁は被害者意識がとても強い人かもしれません。そういう人は何でも自分がいじめられている嫌がらせをされていると感じてしまいます。
 などとも考えられます。実際にはどうかはわかりません。もしかしたら相談者が何か勘違いしているか、誰かが間違った情報を相談者に伝えたのかもしれません。本当は実家に帰りたくないのは兄だったりして。
 いろんな可能性があるということです。

 私はよく「○○もハオハオ、□□もハオハオ」という考え方をします。どうしようか迷った時に、この考え方はおすすめです。この相談の場合には、
 1つの選択肢は「直接兄嫁と話し合う」です。誠実に話し合ってみれば簡単に誤解がとけるかもしれません。仲良くなるきっかけになるかもしれません。話し合ってダメならダメでしょうがないのではないでしょうか。この問題にはもう関わらないとふんぎりがつくのではないでしょうか。いずれにしても短期にこの問題は(相談者の頭から)解消できそうです。
 もう1つの選択肢は「今はそのまま見守る」です。放っておいても兄家族もそのうち実家にくる時があるでしょう。少し待てば祝い事や何かの行事など仲直りのいいチャンスがあるのではないか。また、このままでもそんなに問題はないのではないでしょうか。兄嫁が勝手に来たくないというだけです。それは相手の問題で(舅姑には問題かもしれませんが)相談者の問題(責任)ではないのではないでしょうか。こんな問題を考える時間があったら、自分の生活を楽しんだほうがいいのではないでしょうか。
 このようなことを考えてみれば、「話し合うのも好好、そのままでも好好」と思えるのではないでしょうか。

 余計なことかもしれませんが1つ思いついたのは、この人生相談を切りぬいて兄に郵送してみてはどうでしょうか。(差出人は書かなくてもいい)

 自育の広場の更新をずいぶんサボってました。ということでとりあえず、「私の幸せになる方法」を追加しました。



1月6日(日)筋トレで復活
 もしかして今って、「筋トレ」ブームなのかな?
 私は年末から始めて2週間ほぼ毎日続いています。その前もバスケットの練習に参加できるようにたまにスクワットだけはやっていましたが、今回は上半身も鍛えています。きょうも朝風呂の途中で(ウォーミングを省けるので)抜け出して15分ぐらいは筋トレをしました。それ以外の時は気分転換に筋トレをちょっとずつやっています。
 エレベーター/エスカレーターも乗らずに階段を使うようにしています。事務所の9階まで昇るのはけっこうきつかったりします。
 NBAにマイケル・ジョーダンも復帰しました。祝3万得点達成!!
 私も今年はひそかにプレーヤーとしての復活を期しています。
 やっぱり体調がいいです。体調がいいと気分もよくなるような気がします。

 毎週日曜に幸せに関するアンケート結果を更新しているのですが、昨年末の日記に書いた「国民生活に関する世論調査」をこのペーシに転載しました。



1月7日(月)夫婦の問題
 このHPには「夫婦の問題」についてはほとんど書いていませんでしたので、今度取りあげてみようと考え、そういう人生相談をたくさん読みました。

 私がスクラップしてある読売新聞の「人生案内」で一番多いのは夫婦の問題で、その90%以上は妻からの相談のようです。悪い男・ダメな男が多いのだとは思いますが、男性は家庭の問題を相談(ましてや、新聞に投稿)しないのではないかとも思いました。一方的な話になりそうですが、男性側の立場も考え、夫婦の関係ということを考えてみようと思います。

 もう1つ心配になったのは、独身の方が読んで結婚・家庭生活に対して悪いイメージをもってしまわないかということです。人生相談の対象となるのは相当に悪い状況の家庭であって、一部の家庭であると考えたほうがいいと思います。でも、似たようなことはあり得るので将来参考になるかもしれないなどと考えていただけたらと思います。そんなのは読まないというのも1つ手でしょうか。

 迷っているのは、去年までのようにこの日記の中で書くか、別のページを作って書くかです。まぁいずれにしても、近いうちに始めたいと思います。乞う、ご期待!

 そう言えば、きのうの「おそく起きた朝は」(フジテレビ系)の中で、誰かが「結局、夫婦って他人だよね」とか言っていました。たしかに・・・。でももっと特別な存在ですよね。私は「幸せのパートナー」と呼びたいと思います。



1月8日(火)難しい問題
 夫婦の問題で難しいのは、まわりの人が何と言おうが、本人が良ければそれでいいということです。相手の暴力や浮気がひどくて、誰が見ても別れたほうがいいと思っても、本人が別れられないと言うのではしかたがありません。大ゲンカをして人に相談して相手の悪口をさんざん言っていたのが、いつのまにか仲直りしているというようなこともよくあります。他の人の百の忠告よりほれた相手のやさしい一言のほうが心を動かすのです。だから、相談内容を真剣に考えてもしょうがないんじゃないか、ただひたすら話を聞いてあげるほうがいいのではないかなどと思ってしまうのです。

 夫婦に限らず恋人でもそうですが、いろんな関係のあり方があっていいわけです。互いに納得し、満足し、幸せならば他の人は何も言うことはできません。実際には、互いに部分的には妥協し、多少は我慢し、ある程度幸せならばそれでいいのだと思います。あくまでも当人同士に文句がなければどんな関係でもいいのです。

 夫婦の問題への対処のしかたは大きく分けて3つあると思います。
 まずは当たり前のことですが、いい方向に行くように「努力する」ことです。いくら努力してもどうにもならない場合には、「別れる」か「あきらめる(妥協/我慢)」かです。
 理想としては努力で問題を克服したいところですが、現実には難しいことも多いでしょう。別れると言っても、「離婚」となるとそう簡単にはいきません。あきらめて我慢すると言っても限界があり、そういう生活を続けることがいいものなのかも問題です。

 などと考えると、夫婦の問題は本当に難しいと思います。
 そんなことを思いつつ、きょうは夫婦の問題のコンセプトワークをしました。とても、10回とかでは済みそうもありません。なんとか明日には「夫婦の問題」のページを開始したいと思っています。

 ちなみに、2001年の離婚件数は過去最高の28万9000組(前年比2万5000組増)、結婚件数は80万3000組(前年比5000組増)(厚生労働省の推計)で、離婚は1分49秒に1組、結婚は39秒に1組の計算になるそうです。



1月9日(水)人生相談を聞く
 午後1時すぎにテレビをつける。みのもんたさんがやっている「おもいッきりテレビ」(日本テレビ系)の人生相談を見ようと思ったからです。そしたら、黒糖しょうが湯が脂肪を燃やしてダイエット効果があると紹介していた。きっときょうはスーパーでしょうがと黒砂糖が売り切れるに違いない。この番組にはそういう影響力があると言われています。

 私も冬にはコーヒーの代わりにしょうが湯を時々飲みます。身体が中から温まる気がします(暗示効果かもしれませんが)。
 ここ半年ぐらいマイブームになっている食べ物が「やわらか黒パン」です。黒砂糖の甘みが好きなのです。
 これからは、しょうが湯といっしょに黒パンを食べることにします。バスケットで復活するためにはもう少し体重を落としたいと思っていたのです。まぁ体重が落ちたとしたら筋トレのためだと思うのでしょうが。
 一服して気分転換できて、脳の栄養も補給できて、ダイエットもできるなんて一石三鳥です。おいしいから四鳥かな。

 夜には「ETV2002」(NHK教育テレビ)で瀬戸内寂聴さんの人生相談をやっていました。相変わらずのハッキリした回答です。人格の力という感じがします。明晩にも放送されます。
 私が人生相談を読んだり見たりするのは、解決法を考えるためではありません。ひたすら聞くことを心がけます。様々な現実を受け入れ、人を受け入れる練習をするためです。



1月10日(木)人を幸せにできない?
 きょうは「110番の日」だそうです。
 110番電話の4分の1は、いたずらや無言電話だそうです。
 110番は緊急時だけで、家庭内暴力などの相談は「#9110」だそうです。

 「愛について」に「人のため? 自分のため?」を書きました。
 今夜の「ETV2002」(NHK教育テレビ)の中で、瀬戸内寂聴さんが「自分が幸せでないと、人を幸せにできない」と言っていました。
 私は、「人の幸せを考え始めた時点で自分が少しは幸せになれる。だから、誰でも人を幸せしたいと思う人は人を幸せにできる。そうすれば自分も幸せになれる」と思います。
 「人を幸せにしたい」と心から思えるかどうかが問題です。実際には「幸せにしたい人」がいるかどうかだと思います。