
しあわせ日記
いい努力はいい心の姿勢から
仕事を続けていく中では、一所懸命に努力していても、うまくいかないことや悪い結果が出てしまうことはあります。そこで落ち込んでしまって、ちゃんと努力できくなってしまうのは自分のためによくありません。
まずは、「こういうこともある」「大丈夫、大丈夫」「きっとうまく」のように、い自分の心を支え、希望がもてるような考え方を心がけることができるといいでしょう。
落ち込みそうになった時には、「落ち込んでいてもしょうがない。落ち込むような考えはやめよう」と考え、まずは今考えていた否定的な考えをストップすることができればいいのです。
さらに、「落ち込むヒマがあったら、少しでも前進しよう」「どうしたらうまくいくかを考えよう」「今できることをやろう」などと考えられると、なおいいでしょう。
気もちが沈んでしまい、前向きに考えることが難しい時には、「まず気分転換しよう」と考えたほうがいいのかもしれません。
◇常に「今から」が大事
やるべき仕事があるのに、つい怠けてしまうことがあるという人は多いでしょう。
「怠けてしまった」「自分はダメだ」などと、自分を責めたり、落ち込んだりしてしまう人もいます。
そんな時には、まず、「今までは今まで。今からちゃんとやろう」と考えるようにすればいいのです。今からはそれがベストなのです。何度怠けても、いつも「今から」でいいのです。
ただし、「今から」が口先だけで、反省がないのは問題です。「怠けないように工夫しよう」と考えたほうがいいでしょう。
怠けないようにする工夫もいろいろできるはずです。
たとえば、「時間の使い方」の工夫。
怠けてしまわないようにするために、時間の使い方を考えてみてはどうでしょうか。
「早くやって、遊ぼう/休もう」「(一時間)集中してやってから、やりたいことをやろう」のように考えることです。
たとえば、「人に話す」工夫。
自分がやっていることやこれからやろうとしていることや自分の目標を誰かに公言してしまえばいいのです。言った以上はやらなくてはならなくなります。
この方法は、「人の目」を利用しているとも言えます。「人の目」は、自分が怠けたり、悪いことをしないようにするために役立ちます。
たとえば、「今を大切に」する工夫。
「今を大切に」という意識を強くもてれば、怠けなくなるはずです。そのためには、人生の中での「今」という時期の価値と、今これをやる価値について考えてみればいいのです。自分の人生の中で大きな価値があると思えることなら、怠けてはいられないでしょう。
他にも自分なりの(自分の状況や性格などを考えた)怠けない工夫ができるはずです。
「怠けてしまった」と落ち込んでしまったり、「自分はダメだ」などと努力をやめてしまうのが、自分にとっていちばんよくないのです。
「今までは今まで。今からやろう」と今できることを始めるか、「怠けないように工夫しよう」と具体策を考えるか、いずれかが実践できるようになれるといいでしょう。
◇意欲をもち続ける
大きい仕事を成し遂げるためには、意欲や熱意をもち続けることが大切です。
意欲が低化したままだらだらと続けても、楽しくもないし、いい努力もできないでしょう。
おすすめする具体的な方法は、「○○たらいいな。ではどうしたら?」と一日に何度も思うようすることです。それが習慣になれば、行動力やアイデア発想力にもつながるでしょう。
意欲をもち続けるもう一つの方法は、自分の心を盛り上げる工夫をすることです。
たとえば、 「よーし、やるぞー」「頑張るぞー」などと自分にかけ声をかける、小さないいことでも「よかった」「やったー」などと素直に喜ぶ、うまくできた時には「よくやった」「えらい」などと自分をほめる、人が認めてくれなくても「よくやってるよ」と自分を評価してあげる……。
このような小さなことでも、実際にできれば、自分の心を支え、少しは盛り上げることができるのです。何もしないのと比べたら大違いです。
いい心の姿勢をキープして、いい努力が続けられるようになれるといいでしょう。