しあわせ日記
あきらめる幸せ
人生には自分の力では望みどおりにならないことがたくさんあります。
そういうことはあきらめたほうがいいのかもしれません。
一つは、自分の夢や目標をあきらめるかどうかです。
「夢は(信じれば)叶う」「あきらめない(続ければ)成功する」「意志あるところに道は開ける」などと言われます。また、「継続は力なり」は事実だと思います。
どのタイミングであきらめるか、見切りをつけるかは難しいところでしょう。
大事な基準は、いい努力が続けられるかどうかではないかと思います。いい努力ができていれば、少しは前進や進歩を実感でき、いい結果も期待できるでしょう。どうしてもいい努力ができないようではあきめたほうがいいのかもしれません。
あきらめるのもひとつのゴールです。
もう一つは、自分が抱えている問題を解決できるかどうかです。
その問題が解決できそうかどうかを判断し、問題解決に取り組むか、そのままでもしかたがないとあきらめるかを決めることです。
問題があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになるといいでしょう。
今の自分には解決できない問題、どうしようもないことがあるのです。
また、幸せに暮らせないのは、余裕がないからかもしれません。時間の余裕、お金の余裕、心の余裕・・・。
何かをあきらめることで余裕が生まれるのではないでしょうか。
たとえば、出世、収入、人間関係、住む場所、便利さ、趣味・・・をあきらめる。
“アキラメリッチ”のような生き方もあるのです。
多くの選択肢があるのは幸せなことですが、幸せになるためにはいい選択をすることが大事です。
あきらめ力を磨くことが必要なのではないでしょうか。