読書日記

  楽しませるべし

 『幸福論』(アラン)より、
 「ほんとうの生き方」の中に、ぼくは「楽しませるべし」という規則を入れたい。
 嘘を言わないで卑劣にもならないで、機会が訪れる度ごとにいつも楽しませることである。ところで、ほとんどいつだってそれはできるはずである。
 「人を楽しませる」というのは、自分が幸福になる方法の一つだと思います。
 自分の努力によって人を楽しませることができれば、うれしいでしょう。相手もその場の雰囲気も楽しくなり、自分も楽しくなるでしょう。
 同様に、人を喜ばせることも、人を幸せにすることも自分が幸福になる方法なのです(「人のため」は「自分のため」)。

 人を楽しませる方法も、人を喜ばせる方法も、人を幸せにする方法チャンス考えればたくさんあると思います。
 たとえば、微笑む、笑わせる、人をほめる言ってほしい言葉を言う(たとえば、「ありがとう」)、人がしてほしいと思うことをしてあげる、・・・。

 「楽しませるべし」には「自分を楽しませる」も入れたほうがいいと思います。
 「楽しもう」と心がけ、楽しむ工夫努力をすれば、それなりに楽しめることが多いと思います。
 同様に、「自分を幸せにする」努力ができるようになると、さらにいいでしょう。



   

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