読書日記

  感謝

 『楽観脳』(プライス・プリチェット)より、
 ぼくたちは、ほとんどの事柄を「あたりまえ」だと思う傾向がある。それが、感謝の気持ちが生まれるのを妨げている。
 これはごく自然なことだが、ぼくたちの注意は、ともすれば、すでにあるものではなく、まだ満たされていない望みに向かいがちだ。うまくいっていることを感謝する代わりに、足りないもの、もっとよい状態に目が向いてしまうのだ。
 本来は幸せなもの(事・人・物)なのに、「あたりまえ」と思ってしまうと、幸せを感じられなくなってしまいます。
 それらを「有り難い」と心から感謝できれば、いつでも幸せを感じられるのです。

 実際には、今自分にある幸せではなく、今はない幸せに注意を向けて不幸な気もちになっている人が多いのでしょう。

不幸を数えて暮らすより   幸せを数えて暮らそう

 その(注意をコントロールする)方法の一つが「感謝」なのです。
 不幸になる考えをして不幸な気もちになった時の対策として、今ある幸せに感謝すればいいのです。
 また、感謝をすることで幸せな気もちで過ごすことが、不幸になる考えを予防することにもなると思います。

 「あたりまえ」と思わずに「有り難い」と思えるためには、どうしたらいいのでしょうか。
 (すべてのものが)存在する奇跡を知る、「一期一会」を心がける、感謝(によって得られる幸福感の価値を知る謙虚な心素直な心を養う、・・・。

 感謝できるようになることが、人間としての成長につながり、幸せに(暮らせるように)なることにもつながるのではないでしょうか。



   

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