一人だけで生きていくことはできません。やはり親兄弟や周囲の人びとをはじめ社会の数えきれない、多くの人びとの助けを受けつつ毎日を送っているのです。自分は多くの人たちのおかげで(ふつうに)生きていられる、と考えればわかる人は多いでしょう。
そういうものに対して、自分はそれらのおかげで生きていられるのだと素直に感謝する心をもつということは、人としていわば当然のことであり、忘れてはならない態度だと思います。
またそのように感謝を知るという態度から、一人ひとりの心の成長というものがはかられ、充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。
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