読書日記

  有り難いこと

 PHP10月号の特集は『生きるとは、どういうことか?』。
 岸本葉子さん(エッセイスト)は、
 生物学の視点では、この世に生を享けたことからして奇跡的な確率だと、よく言われる。
 同じように、今日一日生きて在ることも、奇跡だとして、尊びたい。
 それが今の心境です。
 南木佳士さん(作家)は、
 生きていることは、なかなかありそうもなく、生きがたい、すなわち有り難いこと。
 いまはこういう実感を抱くに至った。
 一人の人がこの世に生まれ、今生きているということは奇跡的なこと。
 ちょっとでも何かが違えば、今の自分がここにいることはなかった。
 そして、自分は世界で一人だけの貴重な存在

だから 自分を大切にしよう

 今生きているだけでも、有り難いこと、幸せなことなのです。
 そのことに心から感謝できる人は、幸せを感じられるでしょう。

生きてるだけで丸儲け

 でも大半の人は、その有り難さに気づけなかったり、忘れてしまったりしてしまい、感謝を続けられる人は少ないでしょう。
 そういう人の中には、死を身近に感じた経験がある人が多いような気がします。たとえば、自分の病気やまわりの人の死など。

 今自分が生きていることを有り難いことと思い、今を大切にし、自分を大切にすることは、幸せになるためにも大事なことだと思います。



   

次の日の日記

生きるとは、どういうことか?

ホームページ