読書日記

  ほどほどに笑う

 『笑って生きればすべてうまくいく』(齋藤茂太)より、
 喜劇王のチャップリンが、いいことをいっている。
 「生きていくためにお金は必要だが、それは“サム・マネー”(ほどほどのお金)でいい」というもの。

 チャップリンのいう「ほどほど」のところで満足して生きていくのがいいのである。
 「笑う」ということにも同じことがいえそうだ。笑いすぎればシャックリが出る。お腹も痛くなる。しかし声もださずに笑うのでは、笑った気もしない。
 ほどほどに笑おう。
 幸せに暮らすためには、お金が必要です。ただし、ある程度のお金があれば、それ以上あっても幸不幸はほとんど変わらないそうです。
 “ある程度”の金額は人によって違います。“ある程度の金額”が少ない人は幸せになりやすいでしょう。

 幸せになるためには、何事も「ほどほど」のところで満足できる(幸せを感じられる)“足るを知る心”が大切なのでしょう。

 「笑う」ことも「ほどほど」がいいのでしょう。
 大笑いをずっと続けたら、いろいろ大変でしょう(一種の拷問?)。
 「笑い」にも、大笑いから微笑みまでいろいろあります。その時々、その場その場に則した“ほどほどの笑い”ができればいいのでしょう。

 幸せにもいろんな幸福感があります。
 幸せに暮らすためには、基本的にはよい気分穏やかな心で生活でき、その中で時々いろんな幸せを感じられるといいのだと思います。
 そのためには、生活の中で微笑みを増やすことができるといいのではないでしょうか。

ハオハオ (ム)



   

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