読書日記

  “終活”のビジョン

 プレジデント5月30号の特集『幸せになる練習』。
 林望さん(作家)は、
 死ぬまでに何をするかという“終活”について皆さんの前で話す機会が最近ありました。
 いつ死ぬかは誰にもわかりませんし、今の日本はこれから先が読めない時代になりました。
 だからこそ自分がどうしたいかを明らかにする。惰性で暮らすのではなくて、今の時点でビジョンを立てておくことが大切です。
 人の命には終りがあります。また、いつ終わるかもわかりません。思わぬ事故や災難に遭うこともあり得るのです。
 だからと言って、いたずらに死を恐れたり、投げやりな生き方をするのは、自分のためによくありません。
 そこで、「生きているうちに何をするか」という“終活”もいいのではないでしょうか。

 「やりたいことをやりたい」というのが第一でしょうか。
 やりたいことは考えればたくさんあるでしょう。その中で、今自分にできることを一つでもやれたらいいでしょう。
 「人生でやりたいこと」がやれたら、なおいいでしょう。
 そのためには、自分の人生を振り返ってみたり、自分の幸せ・生き方について考え直してみたりするとよさそうです。

 生きているうちに、会いたい人がいる、大切な人にしてあげたいことがある伝えたいことがある、という人は多いでしょう。
 『死ぬまでにしたい10のこと』『死ぬときに後悔すること25』のような本が参考になるかもしれません。

 時には、自分の人生にも終わりがあることを思い起こし、今を大切にできるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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