しあわせ日記

10月23日(月) やりたいことをやる

 「死ぬまでにしたいこと」として、まず考えるのは、「やりたいことをやる」ことではないでしょうか。

 「やりたいこと」なんていくらでもありそうですが、いざ「死ぬ前にやりたいことは?」と考えると、すぐには出て来ないのかもしれません。
 次のようなことを考えてみるといいのではないでしょうか。
 第一は、「好きなこと」。ふだんでもやっていること、時々やっていることを、目一杯愉しんでやる方法を考えてみる。
 第二は、以前にやったことがあることで「(死ぬ前に)もう一度やってみたい」と思うこと。
 第三は、まだやったことはないけれど、「(死ぬ前に)一度はやってみたい」と思うこと。

 たとえば、「食べたいものを食べる」に関して、『死ぬまでにしたい10のこと』(齋藤薫ほか)の中では、「母親の料理をたくさん食べる」(しまおまほ)、「好きな店でおいしい食事をし、おいしいお酒を飲む」(八塩圭子)、「心の中の「食べてみたいもの箱」にしまってある珍しい食べものをすべて食べる」(倉田真由美)、「健康を無視して、旨いもんを食い続ける」(室井佑月)というのが、それぞれのリストの中にありました。

 たとえば、「行きたい所に行く」に関して、『死ぬまでにしたい10のこと』(齋藤薫ほか)の中では、 「息子とディズニーランド一泊旅行に行く」(倉田真由美)、「家族三人で静かな湖のあるところに行く」(谷村志穂)、「ラスコーの壁画を見に行きたい」(MAYA MAXX)、「パイロイト音楽祭に行き、モネの絵を見に行く」(八塩圭子)、「サマルカンドへ行く」(酒井順子)、「旅に出る」(角田光代)というのが、それぞれのリストの中にありました。

 他に「やりたいこと」として、「エステに行ってみる」(しまおまほ)、「髪の毛をベリーショートにする」(谷村志穂)、「温泉旅行に行き、お気に入りのメンツと徹夜マージャンをする」(倉田真由美)「ピアノを買ってしんみりとショパンやバッハを弾く」(八塩圭子)、「究極の恋愛をする」(齋藤薫)というのが、それぞれの「死ぬまでにしたい10のこと」リストの中にありました。

 今まで「お金がかかるから」とやれなかったことも、「死ぬまでにしたいこと」と考えれば、やれることがあるでしょう。
 また、「時間がないから」「忙しいから」とやれなかったことも、同様に、やれることがあるでしょう。
 「恥ずかしくて」「人の目があるから」とやれなかったことも、同様に、やれることがあるのではないでしょうか。

 「やりたいことをやる」というのは、わかりやすい幸せになる方法だと思います。
 「死ぬ前にやりたいこと」を考え、その中で今やれそうなことがあるのなら、なんとかやれるように考えてみるといいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

死ぬまでにしたい10のこと

ホームページ