やれるように考える
やりたくてもできないことはあります。
でも、簡単に「できない」と決めてしまわないほうがいいでしょう。
本当にやりたいことなら、なんとかやれるように一所懸命に考えてあげたほうが(自分のために)いいのではないでしょうか。
やりたいことをやれるように考える第一の方法は、やれない理由を克服する方法を考えることです。たとえば、
「時間がない」「忙しい」という場合には、生活の中になんとかやる時間をつくる方法を考えたり、長期間かけてやる方法を考えてみる。本当にやりたいことなら、忙しくてもできるのではないでしょうか。
「経済的な余裕がない」という場合には、節約や他の事を削ることによってやりたいことをやる資金をなんとか生み出せないか? できるだけお金をかけないでやる方法はないか? などと考えてみる。
「反対している人がいる」という場合には、ねばり強くお願いしてみたり、なんとか説得する方法を考える。
やらない言い訳を考えるより、どうしたらやれるかを考えたほうがいいのではないでしょうか。
やりたいことをやれるように考えるもう一つの方法は、「やりたい気もちを大切に」考えることです。
その方法については、「始めようか? どうしようか?」をお読みください。
また、「やろう」という決断がなかなかできない時には、「決断するために役立つ考え方を試してみてはいかがでしょうか。
現実には、いくら考えてもやれないことはあります。
でも一生懸命に考えたのだったら、その時は「しかたがない」と思えるのではないでしょうか。
でもまた時がたてば、状況も自分も変わります。簡単にあきらめずに、自分のやりたいことを何度でも考え直してあげたほうがいいでしょう。
自分のためによく考えた結果、1つでもやりたいことがやれれば、それは大きいことだと思います。というより、(「やりたい」という)自分の気もちをちゃんと考えられる自分になることが、いちばん大きいような気がします。
やりたいことをやれるように一所懸命に努力してみてはどうでしょうか。
その結果、やれるようになったことは、いっそう「やれる喜び・幸せ」を感じられるのではないでしょうか。