「親にしたいこと」としたけれど、まずは自分の残りの時間を幸せに生きることが親への一番の恩返し。親は子供の幸せを強く願っているはずです。ですから、「自分が幸せに生きることが一番の親孝行」というのに、私も賛成です。
それを前提にできるだけ一緒にいたり、旅行をしたり、ささやかな贈り物をしたり、家事を全て請け負ったり。
死ぬからって自分のことだけではなく、死ぬからこそ自分以外の人間には感謝の気持ちを込めてつくしたいですね。
「もうじき2歳になる娘が成長していく先々で身につけられそうな洋服や靴を選んで、クローゼットに順に並べておく」「娘に読んであげたかった本をたくさん買って、書棚に並べておく」(谷村志穂)、自分の子供に対しては、してあげたいこと・遺したいものがたくさんあるのではないでしょうか。
「生命保険をかけるだけかけて息子にカネを遺す」「そのカネをアテにしてマンション1棟買っておく」(室井佑月)、
「息子とディズニーランド一泊旅行に行く」(倉田真由美)、
「家族三人で静かな湖のあるところに行く」(谷村志穂)、
「夫との時間を大切にする」(八塩圭子)
それにしても酷なテーマの原稿でした。でもってちょっと、優しさの足りない日々を省みる機会になった。日々を優しく、皆に優しく。
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