しあわせ日記

10月27日(金) 人生を振り返ってみる

 『死ぬまでにしたい10のこと』(齋藤薫ほか)の中で、八塩圭子さん(フリーアナウンサー)は、「自分の一生を本にまとめる」をリストに入れています。
 人生の節目節目で、何を思って道を選択してきたのか、どのようにして私という人間ができたのかを書き留めておきたい。
 小さい頃から時系列でずっとまとめてもいいし、人生の大きな出来事ベストテンを選んでもいい。

 本にしなくても、自分の人生を振り返ってみることがあっていいのではないでしょうか。

 自分の年齢を追いながら、「あの頃、何があっただろう?」「あの頃、行った所は?」「あの頃、出会った人は?」「あの頃、何をしていただろう?」「あの頃、何に興味をもっていたんだっけ?」「あの頃、お世話になったのは?」「あの頃、迷惑をかけたのは?」「あの頃、幸せだったのは?」・・・などと考えてみれば、何が想い浮かぶのではないでしょうか。

 それらの中から、もう一度やってみたいこと・行ってみたい場所や、会ってみたい人や、誰かに伝えたいことを考えることもできるでしょう。
 また、やり残したことがあったことに気づけるかもしれません。

 自分の人生を振り返ってみて、落ち込んでしまう人もいるかもしれません。
 自己評価が厳しい人や、理想主義や完璧主義の人などは、特にそうでしょう。
 人生を振り返るのは落ち込むためではありません。減点法でなく加点法の考え方を心がけることができたら、と思います。

 自分の人生を振り返ってみることで、これからできるやりたいことが、いくつかでも見つかればいいのだと思います。
 自分の幸せや生き方について考え直し、いい方向に変えるいいきっかけになればいいのではないでしょうか。



   

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