読書日記

  心が平静でいられるのが幸せである

 プレジデント5月30号の特集『幸せになる練習』より、
 小池龍之介さん(月読寺住職・正現寺住職)は、
 本当の幸福とは何か。ブッタは「褒められても心が浮つくことなく、非難されても決して落ち込むことなく、心が平静でいられるのが幸せである」と言っています。
 心が波打つ苦しみから解放されて、穏やかに安らいでいる状態。それが万人に共通しうる最高の幸せだと言います。
 いろんな幸福感があります。
 中でも、平静な(穏やかな/安らいだ)心の状態が大事なのでしょう。
 一つの幸福感は長くは続きません。でも、これらは比較的長く続きやすい幸福感だと思います。

 「幸せになる」には「一時的に」と「日常的に」があります。
 一つの幸せを感じているときは、一時的に幸せになれているのです。
 生活の中で幸せを感じる時間が増えていくことで、日常的に幸せになれるのだと思います。

 その前にもう一つ重要なのは、できるだけ不幸にならないようにすることです。
 不幸な気もちになる時間が長いと、それだけ幸せを感じられる時間が短くなってしまいます。
 また、不幸でない幸せもあります。悩みや苦しみから解放されるのは幸せなことでもあります。

 平穏な心の状態のほうが幸せを感じやすいということもあります(気分がよいと、なおさらです)。
 平穏な心の状態を生活の基盤にして、その中でいろんな幸せを感じて生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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