読書日記
愛し、温もりを感じる
PHP3月号の「今を生きる―私の見方・考え方」は、樹のぶ子さん(作家)。
人生は、思うにまかせぬことばかりです。
私が見つけた答えの一つ。それは人を愛すること。そして体の温もりを感じること。
相手のいい部分を見つけ、それをいとおしむ。相手の手の温もりを感じながら、より深いところで心を繋ぐ。互いに「思うにまかせぬこと」を抱えながら、心と身体を温め合う。
今を生きるとはそういうことだと思います。
日々、人を愛する幸せを感じられるようになれたらいいのでしょう。
愛するとは、相手を大切にする(いとおしむ)こと。
愛の基本の第一は、相手の美点に気づき、幸せを感じること。
愛するには、まず、相手の欠点を含めてありのままを受け入れることが大切でしょう。
その上で、相手の幸せを考え、行為として実践し、自分が幸せを感じることだと思います。
幸せになるためには、愛を深めるだけでなく、愛を広げることも有効な方法だと思います。愛の対象となり得るのは、家族から人類までの「人」だけでなく、仕事や趣味や様々な活動のような「(する)事」や、身の回りの物から自然や地球までの様々な「物」です。すべてを愛することができたら理想なのでしょう。
すべてのものは
好好
自分のまわりのもの(事・人・物)を愛し、その温もり(幸せ)を心で感じることが、今を(大切に)生きることになるのではないでしょうか。