たいていの人は、やりたいことが見つからないというのに、見つける努力をほとんどしない。確かに、自分が執着のある物を買うときなどに比べて、仕事などの人生の重大事を選ぶときには意外に目の前にあるものを安易に選んでしまったという人はけっこう多いのではないでしょうか。
だから、「まあこんなもんだろう」と、目の前にある適当な職業・仕事を選んで終わる。
あるいは、見つける努力をするにはするが、中途半端も手伝って、見つからず、ありあわせのメニューのなかなら仕方なく一つを選ぶ。
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