読書日記

  愛をひろげる

 『しあわせづくりの原則』(ウイリアム・G・ニッケルズ)より、
 愛情関係を発展させることによって、幸福を求めようとすべきではない。むしろ、幸福の範囲をひろげ、それを他人と分かつことによって、愛情関係が生まれてくる。

 愛とは、与えることだ。与えた時、あなたは愛を感じることができる。
 愛は外へひろがるもので、内へ向かうものではない。

 あなたが出会うすべての人に何かを与える場合は、物質的な贈り物より、むしろ思いやりや理解や時間を与えるべきである。
 心をこめて愛を与える人は、必ず愛を得る。
 幸せになる方法としての「愛」とは、「人を幸せにする」ことだと思います。
 一つの愛を深めることも幸せになる方法ですが、そこにはリスクや限界があるのかもしれません。
 愛をひろげるほうが、幸せになりやすいのではないでしょうか。(深い愛/博い愛

  『空腹では隣人は愛せない』 ウッドロー・ウィルソン

 人を愛するには、まず自分から
 そして、その幸せを力に、人を幸せにできたらいいのでしょう。

 愛とは、人に幸せを与えること。与えることで、人を愛する幸せを感じることができるのです。
 愛は人に与えても減るものではありません。むしろ、増えるもの。

  『愛は幸運の財布である。与えれば与えるほど、中身が増す』 ミュラー

 与えるものは、物よりも、思いやり理解や手間ひま(労力と時間)のほうが望ましいのかもしれません。

  『私たちはこの世では大きいことはできません。
   小さなことを大きな愛でするだけです』 マザー・テレサ

 人の幸せを考える時にはすでに少し幸せな気もちになれます。人にやさしい気もちで接することができるのも幸せなことです。もちろん、相手が喜んでくれれば自分もうれしいし、幸せな気もちになれます。
 愛の心をもって人と接することができれば、何かしら愛の幸せを感じることができるのではないでしょうか。



   

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