読書日記

  心のサインを聞く

 『「悩み上手」「悩み下手」』(大野裕)より、
 憂うつで、何もする気がないというときは、精神的に疲れているときです。こんな状態のとき、やみくもに進んでしまうのは決していいことではありません。無理を押して行動するとつまずいたりぶつかったりする危険性が大きいのです。
 元気がないのは、こうした危険を避けるため、少しペースダウンをしたほうがいいという心のメッセージであることが多いのです。

 悩み上手な人はこうした心のサインを見落としません。
 心のサインを素直に聞いて、それに従います。
 精神的に平静でないときや心が疲れたときには、無理して行動しないほうがいいのでしょう。また、重大な決断はしないほうがいいでしょう。
 できることなら、心の休養・栄養・運動になるような元気を出す工夫ができたらいいのではないでしょうか。

 また、大事なことを行なう際には、少し力を抜いてスローダウンできるといいのでしょう。

 幸せになるためには自分の感情を大切にすることが大事です。
 自分の内なる声・心のサインを聞き、それにうまく対処できるといいのでしょう。
 そのためには自分の感情・気分に気づけるようになり、感情のコントロール気分のコントロールを心がけることができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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「悩み上手」「悩み下手」』大野裕

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