読書日記

  幸福に生きる秘訣

 『人生を幸福で満たす20の方法』(三宮麻由子)より、
 一番になっても、いつかは追い越される。対して、己に胸を張れることを目指していれば、その基準は不変であり、追い越したの追い越されたのという一時の変動に翻弄されることはない。
 幸福に生きる秘訣は、この「絶対の基準」をしっかりもち、人の役に立とうという謙虚な余裕をもつことではないかと思うのである。
 その世界で一番になれるのは一人だけです。たとえ一番になれたとしても、いずれは他の人に追い越されるでしょう。
 「一番」にとらわれてしまうと、一番になれない限り幸福にはなれず、一番の幸福は長くは続かず、一番でなくなったときには不幸になってしまうのでしょう。
 一番ではなくても、順番にこだわりすぎると不幸になりやすいでしょう。「比較は不幸になる考え方」です。たいてい「上には上がいる」ものです。

 これに対して、自己の成長を目指していれば、他人に幸不幸を左右されずにすむのです。
 自分を育てることは幸福になることにつながります。
 その努力をちゃんと続ければ、「一年前に比べたら少しは幸福(を感じられるよう)になれた」と思えるはずです。自分の成長を感じられるのは確かな喜びです。その前に、日々の努力に充実感を感じられるのは、己に胸を張れることだと思います。

 幸福になりやすい“幸福”についての考え方をもって、自分なりの幸福になる方法を実践できるようになるといいでしょう。
 その方法の一つとして、人を幸せにすることが含まれていると、なおいいのでしょう。
 幸福になるために大切なのは、心の余裕謙虚な心素直な心のようなものではないかと思います。



   

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