読書日記

  助言

 『疲れる理由』(ベンジャミン・H・ネーテルソン)より、
助言1 良い医師を見つけなさい
助言2 奇蹟を売る者に警戒しなさい
助言3 コーチを得なさい
助言4 支援ネットワークを持ちなさい
助言5 肯定的な態度を持ちなさい
助言6 笑いなさい
 疲れがひどい、慢性的疲労で原因がわからない、というような場合、医者に診てもらったほうがいいのでしょう。
 診断結果で疲労の原因がはっきりすれば、対策をとることもできます。病気が原因の場合には、治療も必要です。
 ただし、医師の診断に納得がいかない、対策や治療の効果が現れない、というような場合、別のもっと良い医師に診て(セカンドオピニオンを)もらったほうがいいのかもしれません。中には、専門医でなければわからないような病気もあるのです。

 ひどい疲労の原因がわからない場合、藁にもすがりたい思いでいろんなことを試してみる手段もありますが、奇蹟のような方法は期待しないほうがいいでしょう。そんなに素晴らしい方法があるのなら、とっくに一般に知られているはずですから。
 そのような奇蹟の方法を勧める(売る)人がいたら、騙されないように注意したほうがいいでしょう。

 自分を支援してくれる人(たち)がいるといいのでしょう。
 自分と同じ問題を抱えていると助け合ったり、同じ問題を過去に抱えていた人にアドバイスをもらえたりするといいでしょう。
 疲労の問題に関わらず、そばにいて支えてくれる人の存在も大きいのではないでしょうか。

 疲労の問題を抱えて大変だとしても、否定的になって落ち込んだりあきらめたりしてしまうのはよくないでしょう。
 やがて問題が解決することを信じて、対策を見つけ、試していくことができるといいのでしょう。
 また、疲れているからと、非活動的にならずに、少しでも自分が幸せになれることをやったほうがいいでしょう。
 「笑う」ことは、心の健康にも、体の健康にもいいそうです。笑いの効用笑顔の力は、予想以上に大きいのかもしれません。

 いろんな疲れがあり、疲労の原因もいろいろあるようです。
 精神的な疲れとなると、さらに多様でしょう(心が疲れた時疲れた心のほぐし方)。
 今の自分に合った対策方法を見つけて、生活の中で実践できるようになるといいのでしょう。
 ただし、疲れないようにと過剰対策は、自分を弱くし、疲れやすくなる元だと思います。
 良い疲れもあります(たとえば、充実感や幸せを感じられるような)。ほどよい疲れが良い睡眠につながることもあります。
 健康的で幸せな生活を送れるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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