読書日記

　　心に余裕

　『笑って生きればすべてうまくいく』（齋藤茂太）より、
　八方ふさがり、何をやってもうまくいかないというときは、面白おかしいことを探し出してきて、心置きなく笑うのがよい。
　いくら眉毛を吊り上げたって、うまくいかないとき、やはりうまくいかない。
　こういうときは、心に余裕がなくなっている。心に余裕がなくなっているときには、現状を打開するようないいアイディアなど浮かばない。
　笑うことには心の力を抜く効果もあるのだと思います。
　いくら頑張ってもどうしてもうまくいかないとき、どうしようもないと思えてしまったとき、笑うことができれば少しは心に余裕が生まれ、それまでとは違う考えが浮かぶかもしれません。

　心に余裕がないときには笑うことなんてできない、と思う人もいるでしょう。
　笑うフリでも、笑いの効用はあるそうです。もちろん、おかしいことを考えて笑えれば、なおいいのでしょう。
　もう一つの方法は、行き詰まっている今自分を客観的に見て、「まだまだ未熟だなぁ」と自分を笑うことです。

　幸せを感じるためにも心の余裕が必要です。
　逆に、幸せを感じることが心に余裕を生むのです。
　幸せを感じる習慣をつくれば、もっと心に余裕をもって（幸せに）暮らせるようになれるでしょう。

　ともかく「笑う（しぐさをする）こと」「幸せを感じること」が心の余裕につながると考えて、それを心がけられるといいのではないでしょうか。



　　　

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『笑って生きればすべてうまくいく』齋藤茂太

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