実は幸せを測るには、〈感情〉と〈心理〉のふたつの物差しがあって、日々の喜びは〈感情の物差し〉で測ります。これに対して、人生に対する満足度は〈心理の物差し〉で測ります。幸せかどうかの物差し(判断基準)には、幸福感という〈感情〉と「自分は幸せ」と思う〈心理〉のふたつがあります。(幸福感と自覚)
したがって、毎日楽しい生活を送っていなくても――つまり、〈感情の物差し〉で測った幸せの値は低くても、ある程度、人生に満足していれば――つまり〈心理の物差し〉で測った値が高ければ、「幸せだ」と答える人は出てきます。
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