読書日記

  自分の選んだ道を生きる

 PHP7月号の特集は『こころに残る父のこと、母のこと』。
 黒澤和子さん(映画衣装デザイナー)は、
 父母のお陰で、型にはまらずにものを考える力が備わり、自分の選んだ答えを信じて真っ直ぐに生きる事が出来るようになりました。
 今有り難く思うのは、数多の情報に翻弄される昨今にあって、生まれっ放しで育てて貰ったお陰で人を信じられ、それでいて感受性と想像力のお陰で見極める事が出来、自分で自分に適切な情報を精査して、愚痴を言わずに自分の生きる道を決めたり工夫したり出来る事です。
 親の育て方がその人に与える影響は大きいでしょう。
 また、育て方は親の価値観によるところが大きく、それを素直に受け継ぐか、反発するか、いずれにしても価値観も親の影響を受けているのでしょう。

 親が感受性や想像力を伸ばす育て方をしてくれた人は、幸いです。
 幸せを感じるためには感受性が、幸せになる考え方方法を工夫するためには想像力が役に立つでしょう。
 自分には感受性や想像力が足りないと思う人は、今からでも遅くありません。幸せを感じる練習幸せになる考え方を心がけること、自分が幸せになれることを考え・実践することで、幸せの感受性と想像力を磨いていけるといいでしょう。

 現在の社会には情報があふれており、自分(の生き方など)の選択も難しいのかもしれません。人(の恵まれた所)と自分を比較して不幸になりやすい人もいるでしょう。
 また、高望み(求めすぎの一つ)、かつ悲観的な考え方で無力感に陥る人もいるでしょう。
 状況や他人のせいにしてあきらめて(何もしないで)いても自分がつらくなるだけです。
 自分に合った生き方を見出して、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように工夫・努力して生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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