読書日記

  原因は大したことじゃない

 プレジデント5月30号の特集『幸せになる練習』より、
 千葉智之さん(大手メディア企業勤務・作家)は、
 心が嫌な状態にあると気が付いたら、まずその原因を考えます。原因は必ずあると、それがわかると気持ちがスッと軽くなります。
 そもそも、原因の9割は大したことじゃないんです。本当に大変なときは、事故に遭わなかっただけいい、死にはしない、などともっとひどい例を思い浮かべればいい。
 悪感情を伴う心の状態のときには、何かしら原因があるのでしょう。
 原因がわかれば、対策も考えやすいでしょう。
 たとえば、原因が小さいことだと考えられれば、それなりに対処できるのではないでしょうか。
 また、原因は一つではないことがわかれば、少しは心が落ちつくでしょう。
 今の自分にはどうにもできないことだとわかれば、「しかたがない」と思えるでしょう。

 悪感情が強くなったり長くなったりするとしたら、その原因は自分の考え方にもあるはずです。
 嫌な気もちになったときには、「不幸になる考え方(をしているのではないか)?」「Yes」「では、今できる幸せになる考え方は?」のように幸せになる考え方を心がけることができるといいでしょう。

 考え方によっては、そんなにひどくはないと思えるのでしょう。
 たとえば、「(考えられる)最悪(の状況/結果)と比べたらマシ」「最悪にならなくてよかった」「(過去の不幸な)あの時に比べたらまだマシ」「世の中の恵まれない人に比べたらまだ恵まれている」「飢え死にするわけじゃない」・・・。
 悪いことも「いいように考えよう」と心がければ、見方や感じ方が変わることもあるでしょう。

 悪感情が湧くのは、今の自分に問題があることを知らせてくれる注意信号なのかもしれまん。
 自分の内なる声を聞いて、いいほうに自分を変えられるといいのではないでしょうか。



   

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