どうにもできないこと

  自分ではどうにもできないことに意識/時間/パワーを向けていたら、
   それだけできるはずのことができなくなってしまいます。
  一つでも問題があると、それにとらわれてしまう人は、
   不幸になりやすく、幸せになりにくいでしょう。
  ましてや、
   それが自分ではどうしようもないことだとしたら、なおさらです。

  たとえば、イヤな人がいること、
   その人がしたイヤなことを嘆いてばかりいるのはよくないでしょう。
  人を変えることはまずできないでしょう。
  いっしょにいない時にはイヤな人のことを考えないように心がけ、
   自分が幸せになれるもの(事/人/物)に意識を向け、
   そのために時間とパワーを使ったほうがいいでしょう。

  たとえば、叶わぬ夢や、やりたくてもやれないこともあるでしょう。
  そういう一つのものにとらわれずに、
   自分にも達成できそうだと思う(幸せの)目標や、
   今の自分にできるやりたいことを見つけて、やったほうがいいでしよう。

  他にも、環境、自分の欠点など、
   自分では変えられない/変えるのが極めて困難なことは
   いろいろあるでしょう。
  そういうものにとらわれていないで、
   現在と将来の自分の幸せに心を向けられるようになれたら、と思います。

  そのためには、自分では変えられない、
   どうしようもない、避けられないことは、
   まず現実として受け入れることが大事でしょう。
  その上で、現実的な目標をもち、その達成にむけて努力することが、
   現実をいい方向に変えていくことになるのだと思います。
  また、解決できないことは
   慢性的な問題としてうまくつきあっていくことができたらいいでしょう。

  悩みや問題があっても(それなりに)
   幸せに暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。


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