読書日記

  オンとオフのバランス

 PHP3月号の特集は『気持ちに余裕がもてるヒント 少しだけ休んでみませんか』。
 杉山愛さん(プロテニスプレーヤー)は、
 自分の体と心の状態を把握できるようになると、スイッチをオンにした状態のまま頑張り続けるだけが自分にとってベストでない、ということがわかってきました。いい結果を出すためには、意識的にスイッチをオフにして、緊張を緩めることが重要なのです。

 私たち日本人は、休むことに罪悪感を覚えがちです。でも、休むことは疲れをリセットするために必要なもので、次なる成果につながるもの。そう考えて、それからの私は努めて休みをとり、オンとオフのバランスが崩れないよう心がけてきました。
 スイッチをオンにし続けてやっても、集中力の低下や疲れなどによって、やることが雑になったりミスが多くなったりして、いい結果が出ないことが多いのでしょう。長丁場になれば、なおさらです。
 適度にスイッチをオフにする時間をもつことがベストを尽くすには重要なのでしょう。

 やる時は(集中して)やる、休む時は(ゆっくり)休む遊ぶ時は(大いに)楽しむ
 このような切り替えができるようになるといいのでしょう。

 と言っても、なかなか休めないという人もいるでしょう。
 その原因は、罪悪感でしょうか、悪い結果への恐怖心でしょうか、人の目や世間体でしょうか・・・。
 いずれにしても、いい結果を出すためには「(今は)休むのがいい」と考え、勇気を出して休めるといいのではないでしょうか。

 悩みや問題を抱えた場合にも、考える時にはじっくり考える考えない時には(問題を忘れて)幸せに過ごすように心がけることが大事だと思います。

 大切なのはオンとオフのバランスなのでしょう。休みすぎも遊びすぎもよくありません。
 その判断は難しいと思いますが、オンとオフのどういうバランスが自分にはいいかをよく考え、試行錯誤しながら自分に合ったバランスがとれるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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