「幸せになる方法」実践講座

第10講 悩みや問題があっても幸せに暮らせるようになるために

第3週 問題解決にじっくりと取り組む

 自分にとって重大な問題には、じっくりと取り組んだほうがいいでしょう。

 まずは、悩みや大きい問題があること自体を苦にしないことだと思います。そのためには、その事について考えて、悩ましくなったら、「悩みがあるのは当たり前」と心の中で言ってみてください。少しは心が落ちつくでしょう。

 重大な問題は、すぐには決めなくてもいい(もしくは、すぐには解決できない)問題が多いでしょう。「時間をかけて、じっくりと考えよう」と考えることができれば、あせる気もちは小さくなるでしょう。
 あせらずに、じっくりと考えることが大事です。

 じっくり考える方法については、「問題解決のヒント」の「3.じっくり考えて解決を目指す」「4.目標設定」「5.いろんな答えを探す」「6.深く考える」を参考になさってください。

 私の一番おすすめの実践方法は、「紙に書いて考える」です。
 ぜひお試しください。最初はそれほどうまくできないかもしれませんが、じっくりと考えるために、それなりの効果はあると思います。
 自分なりの工夫をしていけば、問題を抱えた際にとても役に立つ方法になると思います。

 悩みや問題を、苦しんで考えるよりも、少しでもラクに考えられたほうがいいのではないでしょうか。ラクな気もちで考えたほうが、いい考えもしやすいでしょう。
 まずは、「問題を解決しなくちゃ」と考えずに、「苦しみを軽くできたらいいな」と考えることで、ちょっと心の力を抜いて考えることができたら、と思います。
 どんなに大きい問題があっても、「ちょっと力を抜いて、少しでもラクに、じっくりと考えよう」と心がけることが大事だと思います。


   

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