読書日記

  心のゆとりを持つ

 『幸せの裏には』(ペドロ神父)より、
 無事に、しかも幸せに生きるには、私たちはどんなに忙しい毎日であっても、心を落ち着けて静かに自分の行動を反省し、物事を冷静に判断する時間を毎日でも心してとる必要がある。
 日常生活の中でも、たびたび忙しい手を休めるほどの心のゆとりを持ち、わが身を省みて落ち着いて考える必要がある。たとえ人生のすべての幸せが見出されないにしても、そのような心にゆとりのある生活を送れば、きっと、日々の暮らしの中に心の安らぎと憩いの場としての真の幸せが味わえると信じる。
 どんなに忙しくても、幸せに生きるために大切なことはしたほうがいいのでしょう。
 その一つが、心静かな時間を持つこと。
 もう一つが、自省する時間を持つこと。
 また、物事をよく考える時間を持つこと。

 他にも、好きな時間幸せを感じる時間を持つことができるといいでしょう。
 むしろ忙しい時ほど、このような心に好い時間を持つことが大切なのではないでしょうか。(心の休養・栄養・運動

 忙しい時に、このような時間を持つのははじめは難しいかもしれません。忙しい時にはそういう(他のことをする)心のゆとりがないからです。
 でも、心がけを続ければ少しずつできるようになり、さらに心がけを続ければやがて習慣となり、無意識にできるようになるはずです。粘り強く心がけを続けることが肝心なのだと思います。

 このような心に好い時間を持てるようになることが、逆に心のゆとり・余裕を生むことになるのではないでしょうか。



   

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