読書日記

  気分転換を図る

 PHP11月号の特集は『くよくよする人・しない人』。
 加藤諦三さん(早稲田大学名誉教授)は、
 くよくよするのはもともと気分が抑うつ的になっているからである。だから抑うつ気分を変えないで、頭だけで「くよくよするのを止めよう」と思っても、なかなかくよくよするのを止められない。

 抑うつ気分の時には、気分転換を図ることである。運動をすること、明るい人と付き合うこと、早寝早起きを実行することなどである。
 毎日の生活をきちんきちんとしていれば自然と抑うつ気分が取れて、最終的にはくよくよしない傾向のほうが強くなる。
 悪いことがあって悪い気もちが強くなると、その後も悪い気分として残ります。気分が悪いと、つい悪いことを想い出して不幸になる考え方をし、また悪い気もちになりやすいのです。(“くよくよ”“イライラ”の悪循環

 そこで“くよくよ”を止めるためには、自分の悪い気分に気づいて、「この事を、つい考えてしまったのは気分のせい」「この事/人をこんなふうに悪く考えてしまうのは気分のせい」と考え、「気分を変えよう」と考えられるといいのです。
 気分転換の方法はいろいろあると思います。たとえば、ストレッチ歩く音楽、自然とふれあう、友達と会う、遊ぶ心静かな時間をもつ眠る、・・・。
 自分なりの気分転換法をいくつかもっていると、いろんな状況で役立つでしょう。

 イヤなことがあった時、そのことをあれこれ考えるよりも、気分転換を図ることで、あまり“くよくよ”しないようになれたらいいのではないでしょうか。
 また、日頃から気分よく生活するように心がけることが“くよくよ”の予防にもなるのだと思います。



   

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