読書日記

  体をつくる

 『自分を育てる』(高橋和巳)より、
 体をつくるとは、具体的にどういうことか。
 それは、歩道橋からの緑が美しく見えたり、ビールがいつになく美味しく感じられたり、あるいは久しぶりにぐっすり眠ったと満足できた深い心地よさの体験が、もし月1回くらいの出来事であったなら、それを週1回感じられるようにすることである。また、1週間に1回の体験であったならば、毎日それを体験できるようにすることである。

 体をつくる具体的な方法は、快食、快眠、快便の実現である。
 この3つを目標に体をつくり、高い健康状態、すなわち心地よさを実現する。
 健康ランクを高めるためには「心地よさ」を感じられるようになること。そういう体をつくることができるといいのでしょう。
 体の〈軽さ〉として感じられる心地よさだけでなく、他の心地よさを感じやすくなるのも健康の証しなのでしょう。
 心身ともに健康になることで、幸せに気づき感じる能力(感受性)も高まるのではないでしょうか。

 ただし、健康ランクの向上はすぐにできるというようなものではなく、少しずつレベルを挙げていくことで可能なのでしょう。

 この本では、快食、快眠、快便の実現について書かれています。
 快食は、満腹感ではなく、「腹八分目」をすすめています。
 腹八分目だと食事時には空腹感があり、より美味しさを感じやすいのではないでしょうか。

 健康にいいのは栄養・休養・運動の3つでしょう。また、心にも栄養・休養・運動が大事だと思います。
 いろんなものを参考にしながらも、自分なりの健康法をもち、健康な体をつくっていけるといいのではないでしょうか。



   

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自分を育てる』高橋和巳

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