読書日記

  4段階の健康ランク

 『自分を育てる』(高橋和巳)より、
 健康のランクは病気ランク、低健康ランク、ふつう健康ランク、高次健康ランクの4段階に分けることができる。
 それぞれのランクの中で健康ランクは毎日変動している。この変動が大きくなって、ある限界を超えたとき、健康ランクが変化する。
 この程度の4段階なら、自分の健康ランクを判定しやすいのではないでしょうか。
 現在病気にかかっている人は「病気ランク」。病気ではないがあまり健康とは言えない人は「低健康ランク」。自分は今すごく健康だと言える人は「高次健康ランク」。それ以外の人は「ふつう健康ランク」。大雑把にはこんな感じでしょうか。

 体調や心の調子は、日々刻々小さな変動をしているのでしょう。ちょっと不健康なことなことをすれば少し健康レベルが低下し、栄養・休養・運動などによって健康レベルが上昇するのだと思います。
 また、不健康な習慣が続くと健康ランクが低下することにつながり、健康的な習慣によって健康ランクを向上させることもできるのではないでしょうか。

 “健康ランク”と同様に“幸せランク”を考えることもできるでしょう。
 「不幸ランク」「ふつうランク」「ある程度幸せランク」「高次幸せランク」という感じでしょうか。
 これらも、日々刻々幸せレベルは小さな変動をし、不幸になる習慣(悪いクセ)によって幸せランクが下がることがあり、幸せになる習慣によって幸せランクは向上できるのだと思います。

 “健康ランク”は“幸せランク”に影響を与えるでしょう。
 「病気ランク」では幸せに暮らすことは困難な場合が多いでしょう。幸せになれない原因は「低健康ランク」だからかもしれません。「ふつう健康ランク」の人は心がけしだいで「ある程度幸せランク」になれるのではないでしょうか。「高次健康ランク」の人はそれだけでも幸せでしょう。「高次幸せランク」になれる人は、特に心が「高次健康ランク」なのだと思います。つまり、自分(の心)を育て、心がすごく健康になれば、それだけ幸せに暮らせるようになれるのではないでしょうか。



   

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自分を育てる』高橋和巳

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