読書日記

  体の健康と心の健康

 『自分を育てる』(高橋和巳)より、
 体の状態は心に影響を与え、心の状態は体を変える。互いに密接な関連を持って動いている。だから、私たちが自分の健康を高めようとする場合には、心を整えて健康を高めることもできるし、体を整えて健康を高めることも可能である。
 健全な精神は健全な身体に宿るし、健全な身体は健全な精神に宿るのである。
 体の調子が悪いと心の状態まで低下しがちです。反対に、心の苦悩が大きな原因となって体が病気になってしまうこともあります。
 一方、体調が少しぐらい悪くても、心を元気にして振る舞っていると、いつのまにか体調もよくなってしまうこともあります。反対に、心が沈んだときに体を動かす(たとえば、歩く)ことで元気が出てくることもあります。
 このように、体と心(の健康)は互いに大きく影響しあっています。

 健康をキープするためには、体だけでなく心を大切にすることも大事でしょう。
 さらに、健康を高めるためには、体を整えるアプローチと心を整えるアプローチの両方ができるといいのではないでしょうか。

 心の健康を幸不幸(な感情)で判断してもいいのではないかと思います。
 幸せに暮らせるようになることが、心の健康を高めることになるのです。
 また、不幸な感情は体に悪く(たとえば、怒りは毒心配は毒)、幸せな感情は体にいい(たとえば、幸福は良薬)ようです。つまり、幸せに暮らせるようになることが、体の健康を高めることにもなるのではないでしょうか。

 いずれにしても、健康を高めるためには、体だけでなく心も大事ということだと思います。



   

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自分を育てる』高橋和巳

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