読書日記

　　体を変えるために習慣をつくる

　『自分を育てる』（高橋和巳）より、
　一般に体を動かすのは容易だが、心を動かすのは難しい。なぜなら、体は目に見え、手で操作できるが、心は目に見えないので操作が難しいからである。
　だから、私たちは体を動かすことから始める。

　体を変えるために、食べ物を変える、食べ方を変える、眠るタイミングを変える、新しい習慣をつくって、リズムを変える。
　そして、変わりつつある体に、はじめはかすかであるかもしれないが、軽さと心地よさを感じて、手ごたえを知る。
　健康（の心地よさ）を感じられる体をつくるためには、体を変えるアプローチと心を変えるアプローチがあるのですが、体を変えるほうが容易なのかもしれません。
　健康ランクを向上させるためには、良い習慣をつくることが大事です。習慣ではなく、一時的なことをやっても、それをやらなくなれば元に戻ってしまうでしょう。

　体を健康にするためには、食習慣（食べ物／食べ方など）、睡眠習慣（起床時間と就寝時間／寝具など）、運動習慣（スポーツ／散歩／筋トレなど）・・・他にもいろいろある健康に良い習慣をつくることでしょう。
　心を健康にするためには、不幸になる考え方に気づいて幸せになる考え方を心がける習慣、気分よく生活する習慣、好きな時間や心静かな時間をもつ習慣、幸せになれることをする習慣などをつくることができるといいのではないでしょうか。

　心身の健康に良い習慣を「一つ一つ、少しずつ」つくっていくことで、健康の軽さと心地よさを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。



　　　

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『自分を育てる』高橋和巳

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