何か嫌なことがあって心が暗く沈んだら、体を変えることによって明るさをつくりだせばよい。明るい気持ちで振り返ってみれば、嫌な出来事は意味を変えるであろう。暗い気持ちに固執してもあまり得なことはない。気持ちを切り替えてしまったほうがよい。心が沈んでいるときには、物事を悪く受けとめやすくなります。
嫌な問題をかかえて気持ちが沈んでしまっているときには、一晩ぐっすり眠って翌朝考え直せばよい。これは、私たちの生活の知恵である。一晩眠って体の健康を取りもどし、心を立て直すのである。私たちは長い人生の経験から体の調子が心に大きな影響を与えていることを知っている。
次の日の日記 『自分を育てる』高橋和巳 ホームページ |