読書日記
気分を上げる事から
PHP3月号の特集は「不安のしずめ方 あって、当たり前――少しラクになるヒント」。
笛吹雅子さん(ニュースキャスター)は、
私は考え方がネガティブになっている感じた時は、「ええい、寝てしまえ」又は、「体をがんがん動かそう」、「とっておきのお茶かお酒を飲もう」と、気分を上げる事から考えるようにしています。
そして改めて、冷静に自分を振り返ってみる。
すると肩の力が抜けて、「気にしすぎてた」と思う事もあれば、「今すぐ取りかからなければっ」とお尻に火が点く事も。
気もちが沈むと、考え方がネガティブになりがちです。悲観的な考え方のクセがある人はなおさらでしょう。
そんな時にそのまま考え続けても、いい考えはなかなかできないしょう。悪い考えをして問題を大きくしてしまうことも多いでしょう。
気もちが沈み、考え方がネガティブになっているのに気づいたら、緊急性がなければその事をそれ以上考え続けないように、「あとで考えよう」と考えられるといいでしょう。
時間に余裕がある時には、「気分転換しよう」と考えられると、なおいいでしょう。
深夜や疲れている時には、「一度寝てから(明日)考えよう」と考えられるといいのではないでしょうか。
『疲れちょると思案がどうしても滅入る。よう寝足ると猛然と自信がわく』
(坂本竜馬)
気分が回復して心を落ちつければ、冷静に、少し心の力を抜いて考えることができるでしょう。
そうすれば、「気にしすぎ(考えすぎ)だった」「小さいことだ」と気づけることもあるでしょう。
自分さえ考えなければ(問題化しなければ)、実際には大して問題ないことも多いのではないでしょうか。
また、時間をおいて考えれば、「どうすればいいか」「今やるべきことは何か」「本当に大切なものは何か」などの答えが浮かんでくることもあるでしょう。
今やるべきことを開始することが、悩みや落ち込みから抜け出すことにつながるのではないでしょうか。