読書日記

  完全なる人間の特徴

 『完全なる人間』(アブラハム・H・マスロー)より、
 完全に発展をとげた人間やよく成長している人間の特徴について、ある程度の概念をもっている。
 1 明快で有効な現実認知
 2 経験に一層よくひらかれていること
 3 人格の統合性、全体性、結合の増大
 4 自発性、表現性の増大、完全な機能、活力
 5 ありのままの自己、確たる同一性、自立性、独自性
 6 自己の客観性、分離、超越の増大
 7 創造性の回復
 8 具体性と抽象性を融合する能力
 9 民族的性格構造
 10 愛する能力など
 完全なる人間とはどういう人か? 人間としての成長とはどういうことでしょうか?

 「人格の統合性」「同一性」「自立性」などからすると、自分の心(感情・欲望・思考)と行動を自制する能力があること。そのためには、理性を働かせる、平常心をもつ、幸せになる考え方を身につけていく、・・・。

 「現実認知」「経験にひらかれている」「ありのままの自己」などからすると、受け入れる能力があること。そのためには、現実を受け入れる人を受け入れる自分を受け入れる素直な心をもつ、・・・。

 「民族的」「愛する能力」などからすると、人(人間関係)を大切にする能力があること。そのためには、まわりの人を大切にする人を愛する広い愛の心をもつ、・・・。

 「現実」「経験」「客観性」「具体性」などからすると、現実的に生きる能力があること。そのためには、現実的な目標達成可能な目標がもてる、道理を知る心をもつ、行動力がある、・・・。

 「自発性」「表現性」「機能」「活力」「独自性」「創造性」などからすると、自分を活かして生きる能力があること。そのためには、やりたいことをやる夢や目標をもって生きる、・・・。

 このようなことが、人間としての成長につながるとともに、自分の幸せにもつながるのではないでしょうか。



   

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