現実的な目標をもつ

  問題解決には目標設定が大事です。
  悩ましい問題について、ただ成り行き任せに考えていても、
   いい答えはなかなか出てこないでしょう。

  その問題がどうなったら自分にとっていいのかという目標があれば、
   それを目指した考えもしやすいでしょう。
  そのためにはまず「自分はどうしたいのか?」を考えることです。
  それがはっきりすれば、
   「○○たらいいな。では、どうしたら?」と
   実現するための方法を考えることができます。

  現状と自分に合った現実的な目標を設定することが大切です。
  現実的な目標を設定しないと、
   問題はいつまでたっても解決に向かって動きださずに、
   悩み苦しみ続けることになってしまいます。

  いちばんよくないのは、
   解決方法はこれしかないと思い込んでしまうことだと思います。
  それも現実的でない目標を設定しまう場合です。

  たとえば、
   こんな嫌な人が目の前からいなくならないと問題は解決しない、
   この人がすごくやさしくなってくれないと耐えられない、
   すぐに問題が解決しないと困る、・・・。

  こんなふうに考えることはなくても、
   ただ悩み続けてしまう人の中には
   そんなふうに思い込んでいるような人が多い気がします。

  不可能な願い(目標)をもっても、自分を苦しめるだけです。
  たとえば、
   過去を変えることはできません。
   自分の性格や容姿を180度変えることはできないでしょう。
   人を自分の思い通りに変えることもまずできないでしょう。
   自分の親や地元や生まれた国を変えることもできません。
   社会を変えることもそう簡単にはできません。

  現実的な目標を明確にして、
   問題を解決するために実際に努力することが
   大切なのではないでしょうか。

  問題解決に向けて、希望がもてず、
   何も努力ができないというのは、
   現実的な目標をもっていないからかもしれません。




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