自己実現は人格の発達と考えることができるが、それは、人が未発達からくる欠乏の問題や、人生における神経症の問題から脱却し、人間生活の「現実」の問題に立ち向かい、これに耐え、これととりくむことができるようになることである。 つまり、自己を実現するということは、問題が無くなることではなくて、過渡的あるいは非現実的な問題から、現実的な問題へと移ることである。