読書日記

  夢や目標を持つ

 『「幸せ脳」をつくる50の習慣』(久恒辰博)より、
 「幸せ脳」にとってのもっとも大切な栄養の一つは、生きがいです。
 生きがいを持とうとすることが「幸せ脳」をつくり、「幸せ脳」ができれば、ちょっとしたことでも生きがいを感じられるようになり、幸せ感がさらに高まってきます。

 生きがいを持つ方法はいろいろありますが、夢や目標を持つことも、とても有効な方法です。
 小さな目標でもいいですから、何か目標を持つようにするべきだと思います。
 目標は右脳にイメージとして蓄積され、このイメージに近づくように脳が自然と命令を出すようになるからです。
 目標に少しずつ近づいているという実感が、生きがいにつながるのです。
 生きがいを感じて生活できる人は、とても幸せだと思います。
 そういう人は、他のいろんな幸せも感じやすい人でしょう。そういう人は「幸せ脳」ができていると言えるのでしょう。

 幸せを感じる能力は、幸せを感じる工夫を続けることで向上させることができるものだと思います。
 でも一方、幸せを感じられる心とは、「いいなぁ」「よかった」「幸せだなぁ」などと思える素直な心でもあると思います。

 生きがいを感じやすいものとしては、夢や目標、人の役に立てること、自分を活かせること、充実感を得られることなどがあると思います。

 「夢を持って生きる」ことは、幸せになる方法の一つでもあります。
 それは夢を叶えることで幸せになれるのみならず、夢を持ってイキイキと生きる中でいろんな幸せ(喜び・楽しみ・充実感・達成感・生きがい感など)を感じられるという「今の幸せ」を獲得する方法です。
 夢や目標を愉しんで生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。

 自分の目標に少しずつ近づいていると実感できることも幸せなことです。それが「自分の生きがい」とも思えるのでしょう。
 このような幸せ・生きがいをいくつになっても感じるためには、夢を持ち続けることが大事でしょう。
 そういう意味では、「幸せに(暮らせるように)なる」そのために「自分を育てる」のような人生目標を持ち、自らの進歩・成長を実感しながら、一年一年少しずつ幸せになっていけたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

幸せ脳をつくる習慣』久恒辰博

ホームページ