読書日記

  穏やかでいよう

 『自分に自信をもて!』(マクスウェル・マルツ)より、
 耳を澄まして、心の平安を与えてくれる音を聞こう。
 自分の好きな音を聞いて心をなごませるのだ。
 人生の葛藤という耳ざわりな音を逃れて、このような安堵感を得ねばならない。

 そして、こう自分に言いきかせよう。
 「今日一日、穏やかでいよう。世の中がどんなにうるさく、問題がどんなに紛糾していようとも、自分は穏やかでいよう」と。
 人の心に影響を与える“音”がいろいろあります。
 自分の心に平穏や安らぎを与えてくれるような“音”を見つけ、それを聞く心静かな時間を一日の中にもてるといいのでしょう。
 たとえば、水の音(川の流れの音、波の音など)、風の音、鳥の声、虫の声、・・・様々な音楽

 心に悪影響を与えるもう一つの雑音は、自分の(不幸になる)考えです。
 心地好い“音”に集中することにより、そういう雑音を心の中から消し去ることができるといいのでしょう。

 穏やかな心は、幸せの基盤ではないかと思います。
 穏やかな気もちが継続する中に、楽しい、うれしい、気もちいい、夢中になれる(おもしろい)、充実感、安らかなどのいろんな幸福感が時々散りばめられているのがいちばん幸せなのではないでしょうか。

 また、穏やかな心だと、幸せになれる感じ方や考え方や行動をしやすいということもあります。
 一日のはじめに、穏やかな気もちになれれば、その日一日にいい影響を与えるでしょう。
 そして、穏やかな心をキープするためには、「穏やかでいよう」「気分よく生活しよう」と心がけることが大事だと思います。

 心の平安を人生の基準にして、さらに自分が幸せになれることを考え・実践できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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