読書日記

  希望と幸福度

 『希望学』(玄田有史編著)より、
 今回のアンケートでは、「あなたは現在、『幸福』だと思いますか」という質問文で、対象者の幸福度に関する評価をたずねており、結果は、「とてもそう思う」が18.4%、「そう思う」が58.4%、「あまりそう思わない」で20.0%、「まったくそう思わない」は3.2%となっており、大多数の人が現状にそれなりの幸せを感じているようだ。

 希望と現在の幸福度の関係で見ると、現在幸福だと答えた人ほど、希望を持っていると答える割合が高くなっている。
 自分は現在「幸福だと思う」が約4分の3になっています。
 他の幸福アンケートでも、70%から80%の人が「幸福」というのが多いようです。(最低54%から最高93%)
 このHPの幸せアンケートでは54%でした。

 希望と幸福度の関係が、「現在幸福だと答えた人ほど、希望を持っている」というのは納得できるのではないでしょうか。

 「現在幸福」と思える人は、「将来も幸福(がある)」と思いやすいでしょう。また、現実的な希望をもっている人は「叶う」と思えるでしょう。
 「現在幸福で、希望がない」というのは、特別な夢や希望はない、ということではないかと思います。もしかしたら、自分には叶えれそうもない一つの夢や希望にとらわれているのかもしれません。

 「現在幸福ではないが、希望がある」という人は、具体的な希望をもって努力しているのではないでしょうか。自分が現在もっている幸福に気づき感じられるようになれば、「今は幸福」と思えるようになれるのではないかと思います。
 「現在幸福ではなく、希望もない」という人は、おそらく不幸なのでしょう。現在幸福でないのは幸せになる能力が足りないのであり、現在希望がないのは希望を見いだす能力が足りないのだと思います。能力は工夫しながら努力を続ければ向上させていくことができると思います。

 幸せになるためには、まず現実を受け入れること、次に希望をもつこと、そして自分が幸せになれることを考え、実践することだと思います。

現実は現実 ハオハオ ○○たらいいな ホープホープ ではどうしたら? ハウハウ



   

次の日の日記

希望学

ホームページ