読書日記

  力の入れ具合と抜き具合

 PHP6月号の特集は『心が晴れる、気持ちの切り替え方』。
 赤瀬川原平さん(作家)は、
 力の入れ具合と抜き具合。これが生きていくには大切な要素となる。

 やるときは集中し、そして休むときは完全に力を抜く。これが玄人の仕事なのだ。

 仕事も人間関係も、全力投球ばかりでは疲れてしまう。適当に付き合ったり、力を抜いて仕事をしたりでいい。
 やるときは集中して力を入れてやる。休むときには力を抜いて休む。遊ぶときには充分に愉しむ
 このようなONとOFFの切り替えがうまくできるといいのでしょう。
 そのためには、今を大切にできるようになることが重要なのではないでしょうか。

 力を入れるときにも、力みすぎないこと、余計な力を抜くことが大事でしょう。
 そのためには、どんなときにも心の余裕をもてるようになれたらいいのではないかと思います。
 また、「楽しもう」という意識が余分な力を抜くために役立つこともあると思います。

 大切なものにできるだけ力を入れる。その分、それ以外のものは適当に力を抜くことも必要なのではないでしょうか。
 すべてのことに全力を注いでいたら疲れてしまい、結局、自分の力を十分に発揮できなくなってしまいます。
 「二兎を追う者は一兎をも得ず」になってしまうこともあるでしょう。
 また、疲れ切ってしまっては、生活全体に悪影響を及ぼすことになってしまうでしょう。

 仕事と言えども、長時間集中するのは無理でしょう。集中する時間と力を抜く時間をうまく切り替えられるといいのでしょう。
 人間関係でも、すべての人と仲良くしなければいけないと思っていたら大変でしょう。
 相手によっては、少し力を抜いてそれなりに付き合うことができればいいのではないでしょうか。

 実際には、力を抜くことは意外に難しいことかもしれません。
 ポイントの一つは、力を入れるときにちゃんとやるから、うまく力を抜けるのだと思います。もともと力を入れていない人は力を抜くことはできませんから。
 また、力を入れて一所懸命にやったから、力を抜いたときに幸せを感じられるということもあるでしょう。
 まずは一生懸命に生きることを考え、それから心の力を抜くことを考えてみるといいのではないでしょうか。



   

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