読書日記

  今の自分にできる努力と準備をしているか

 PHP6月号の特集は『心が晴れる、気持ちの切り替え方』。
 古田敦也さん(プロ野球・ヤクルト選手兼監督)は、
 生きていく限りにおいては、どうしても気持ちを切り替えられないという場面や状況もあると思います。

 ときには開き直るということも必要。ここまでやって結果がダメなら仕方がない、というところまでやったら悔いも残りません。気持ちもすぐに切り替えられます。

 選手として、監督として、悔いを残さないために、今の自分にできる努力と準備をしているかどうか、と僕はいつもそう自分に問いかけています。
 なかなか気持ちを切り替えられないこともあるでしょう。結果を問われる人は、特に。
 そんなとき、「仕方がない」と開き直るしかない場合もあるのではないでしょうか。

 「仕方がない」と思えるためには、ベストを尽くして精一杯やることが大事なのでしょう。
 「ここまでやってダメなら仕方がない」と思えるのなら、悔いを残さずに開き直ることもできるでしょう。

 「仕方がない」と思うためには、結果は結果として現実を受け入れることが重要だと思います。
 また、なかなか気持ちが切り替えられないのは、自分の心(感情と考え)を受け入れられないからかもしれません。

 もう一つ大事なのは、「いつまでも落ち込んでいるのは自分にとってよくない」と気づくことだと思います。
 一つの失敗のために落ち込んでやるべきことをやらないのは、その失敗以上の失敗ではないでしょうか。
 自暴自棄になったり、心身の調子を崩してしまったりするのも同様でしょう。

 結果も大事ですが、過程も大事なのだと思います。
 「今の自分にできる努力と準備をしよう」「ベストを尽くそう」と心がけることが、いい結果にもつながり、たとえ悪い結果になっても「ここまでやってダメなら仕方がない」と思えるのではないでしょうか。

 そのためにも、「今の自分にできる努力と準備をしているかどうか?」「今ベストを尽くしているか?」のような自問を続けることができたらいいのでしょう。(それは厳しく、難しいことですが)



   

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