素直な心というものは、すべてに対して学ぶ心で接し、そこから何らかの教えを得ようとする謙虚さをもった心である。「自分を育てていけば、少しずつ幸せに(暮らせるように)なっていける」というのが、私の基本的な考え方の一つです。
素直な心がない場合には、現状にとらわれて創意工夫を怠り、進歩向上のない固定停滞の姿が続いていくようになる。
素直な心になれば、危機に直面してもこれをチャンスとして受けとめ、“禍を転じて福となす”こともできるようになる。
素直な心を養うためには、毎日、自分の行いを反省して、改めるべきは改めていくよう心がけることが大切である。不幸な出来事も、考え方によっては、「不幸を幸せに変える」(禍を転じて福となす)ことができると思います。
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